音楽は愛の割り算

足し算は、

何らかの恩恵のおかげで、

今有る物がだんだん

増えていく現象ですが、

(何もしないと、普通はあまり物は

増えませんよね)


割り算は、

今の状態のままで、

自分の意思によって

分ける事が出来ます。

(キリストも弟子たちに

パンを分け与えました!)


だから、私はあえて、

音楽の事を、

「愛の割り算」と呼んでいます。


音符は全て、割り算です。

全音符

二分音符

四分音符

八分音符

十六分音符

三十二分音符

(私は生徒さんたちの前で、

スカーフ又はハンカチを広げて、

呪文のように、

全音符、

半分に折って

二分音符、

もひとつ折ると

四分音符

と、

唱えることにしています。)


数が多くなるほど、

細かくなる為、

スピードが

上がったように感じます。


けれど、

元のスピード自体は一定なので、

部分的に

速いように

「錯覚を起こさせる」のです。


音符は、

音を出している時間の長さを

表しますが、

休符は、

「音を出してはいけない」

時間の長さを、

同じように符号で表します。


この事は、

意外に大切で、

決して「お休み」ではありません。


大変緊張感が有り、

場合によっては、

音を出す事より重要な意味を

持つ事もあります。


全休符

二分休符

四分休符

八分休符

十六分休符

三十二分休符

又、それぞれに付点が付くと、

元の長さの1.5倍になり、

付点◯◯音符、

又は付点◯◯休符と呼びます。


普通は二分の一で

割っていくところを

三分の一で割る時は、

三連符を使うこともできます。


場合によっては、

五連符、六連符、七連符、

などなど、曲の表現によっては、

多様な表記がありますが、

要は、いくつで割るか、

辻褄が合えばOKです。


これの組み合わせを

リズムと呼んでいます。

このリズムに周波数の違う音を

組み合わせた物が音楽です。


つまり、

音楽は算数の一種とも言えます。


何となく、

難しいと感じる人もいるかも

しれませんが、

足し算や割り算が、

その目的や意味を

理解した上で覚えれば、

決して難しい物ではなく、

むしろ今まで、

曖昧模糊とした、

何だかわからないような物として、

音楽に憧れを

持っている人がいるとしたら、

何だ、

それなら私も解るし、

今からだって出来るじゃないか

という事を、

私は、

出来るだけ多くの人に

伝えたいと思うのです!

猫と空と緑 吉野邦子

音楽の足し算 ピアノを まだ習ったことがない人も 習ったことのある人も 意外にまだ知らないことが たくさんあるのでは? 聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥 ご一緒に 探究の旅をしませんか?

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