足し算は、母の愛
足し算は、母の愛
私たちは足し算を、
どうやって覚えたのでしょうか
足し算は、
お金の大切さを刷り込む
チャンスでも有ります。
ここをちゃんとやらないと、
この子は一生お金で苦労するかも?
そう思うのが母心と
言うものでしょう。
誰も、
お金にいい加減でルーズな人間に
育って欲しいとは思いませんから。
そこで
お芝居の中で、
賢い母親が子供に
足し算について、
どんな事を言うでしょう?
こんなシーンを思い浮かべます。
母
私たちは、一人では
決して生きて行かれません。
もしも困っている人がいたら
出来るだけの事をして、
助けなくてはいけないのよ。
大勢の人たちに助けて
もらったおかげで、
私たちは今日こうして
ここに居る事が
出来ているのですもの。
お金はね、
助けてくれた人たちへのお礼に
差し上げるものなの。
私たちがいただいている
お米やパンやお肉や野菜
どんなものでも
大勢の人たちが、
それはそれは大変な思いをして
汗と涙を流して働いて、
何日も何日もかけて育てたり、
作ったりしているの。
トマトの種を蒔いてから、
毎日毎日、お水をやって、
肥料をやったり手入れをしながら
実がなるまでに、
一体何日かかると思う?
まだかな、まだかなって思うわよ。
葉っぱが出て来るまで1週間
花が咲くまで1ヶ月、
青い実が黄色くなって赤くなるまで
もう1ヶ月。
1週間が7日、(1円玉を7つ置く)
1ヶ月は30日だから、(10円玉を3枚置く)
2ヶ月で60日(10円玉を3枚追加)
7足す60で67日かけて作りました。
その大切なトマトをいただくのだもの、
その人へ、ありがとう
(1円玉を机に置く)
そしたら
今度は別の人が来て、
車にトマトをたくさん乗せて、
運んで行きました。
ご苦労様、ありがとう
(1円玉を先ほどの玉の隣に置く)
そのあと、又別の人が
これまた苦労しながら、
お店で売ってくれてるの。
いつもありがとう
(1円玉を又隣に置く)
ハイこれで、
1足す1足す1で3回のありがとう。
お金は3円。
でも、トマト3円jじゃ買えません。
一人10円にしてみようか?
(10円玉で実演)
10足す10足す10は?
そう、30円。
これでもちょっと安すぎかな?
30円ずつでどう?
(30円ずつ机に置く)
30足す30足す30でいくら?
そうよ、90円、よくできました。
あなた計算強いわね。
将来が楽しみよ。
さあ、90円のお礼を払って、
お家に帰って、
美味しくいただきました。
そこで終わりだと思う?
そこからが問題よ。
そんな大切なものをいただいて、
遊んでばかりいて
テレビ見たり、
ゲームばっかり
やってていいと思う?
あなたも私も、生きる力を
いただいたお返しに
少しでも誰かを助けてあげられる、
お仕事が出来ると良いよね
そう思わない?
そのためにはね、
いろんな勉強を
しなくちゃならないのよ。
1円玉がひとつじゃない?
これがひとつの
「ありがとう」よ。
(ここから歌う
「不思議なポケット」
のメロディで)
もひとつ増えると
ありがとうが2つ
もひとつ増えると
ありがとうが3つ」
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